基本情報技術者試験の難易度ってどれくらいなんですか・・・？
合格率で言われてもピンとこない・・・
基本情報技術者は合格率以上に難しい試験だ。
ただし、小学生でも合格している試験だ。
この記事では、
「基本情報技術者試験の難易度」について解説します。
なお、基本情報技術者試験に合格する勉強方法は別の記事にまとめています。
>> 基本情報技術者試験の勉強法！初心者や未経験でも一発合格できる！
基本情報技術者試験とは？
基本情報技術者試験ってどんな試験なんですか・・・？
幅広いITの基礎知識が問われる試験だ。
情報処理技術者試験の試験区分の一つです。
試験では「幅広いITの基礎知識」が問われます。
そのため、
IT業界で働く人やこれからIT業界で働こうとしている人向けの試験です。
基本情報技術者試験は1日かけて実施されます。
午前試験と午後試験があり、両方に合格する必要があります。
午前試験は選択肢問題、午後試験は記述式問題です。
基本情報技術者試験の合格率とは？
基本情報技術者試験の合格率はどれくらいですか・・・？
だいたい25%くらいだ。
基本情報技術者試験の合格率は実施回によってバラツキがあります。
過去5回の合格率を見てみましょう。
| 実施回 | 合格率 |
| 令和元年 秋期 | 28.5% |
| 平成31年 春期 | 22.2% |
| 平成30年 秋期 | 22.9% |
| 平成30年 春期 | 28.9% |
| 平成29年 秋期 | 21.8% |
一番難しかった回と一番易しかった回で最大7%くらいの差がありますが
平均すると25%くらいです。
「4人に1人が合格する試験」というイメージを持っておきましょう。
基本情報技術者の難易度とは？
基本情報技術者試験の難易度ってどれくらいなんですか・・・？
基本情報技術者は合格率以上に難しい試験だ。
ただし、小学生でも合格している試験だ。
基本情報技術者試験は平均25%という合格率以上に難しい試験でしょう。
ただし、
その一方で基本情報技術者試験は小学生の合格者も出ています。
基本情報技術者試験の難易度は
「しっかりと対策が必要」
「初学者でも合格を狙える」
と言えるでしょう。
このように言える理由を一つずつ解説していきましょう。
プログラミングの知識が必須
基本情報技術者試験にはプログラミングの知識が必須となる試験です。
特に、午後試験の記述式問題では、
アルゴリズム問題とプログラム言語問題が必須回答問題となっています。
プログラム言語問題では、
C, Java, Python, アセンブラ, 表計算から一つ選択して回答する必要があります。
これらの問題はプログラムの考え方を理解していないと回答できないでしょう。
このようにプログラミング知識が必須の試験なので、
プログラミングを知らない方にとっては合格率以上に難しく感じるでしょう。
逆に、プログラミング経験者であれば、試験勉強はスムーズに進むでしょう。
もしどうしてもプログラム問題を避けたいのであれば、
上位資格の応用情報技術者試験に挑戦することも検討しましょう。
応用情報技術者試験であれば、
プログラム問題、アルゴリズム問題は必須回答ではないので避けることも可能です。
最年少合格者は小学生
すでに述べたように、
基本情報技術者試験は合格率以上に難易度の高い試験です。
ただし、恐れすぎる必要はありません。
初学者やプログラミングの実務経験がない方でも
しっかりと試験対策を行えば合格できる試験です。
基本情報技術者試験の最年少合格者は小学5年生です。
この小学生の方が非常に優秀なのは事実ですが、
小学生でも合格できる試験であることは事実です。
必要以上に恐れすぎず、
合格できるだけの対策をして試験に臨みましょう。
取るべき対策は決まっている
基本情報技術者試験は20年以上開催されている歴史ある試験です。
試験範囲や出題傾向はある程度、固まっています。
そのため、
試験に合格するために必要な勉強法は確立されています。
初学者でも正しい試験対策を行えば、合格は十分狙えるでしょう。
逆に、プログラミング経験が豊富でも、
正しい勉強法を踏まえていないと不合格になる可能性があります。
基本情報技術者試験に挑戦するときは
正しい勉強法で効率的に合格を目指しましょう。
基本情報技術者試験に合格する勉強法は別の記事にまとめています。
>> 基本情報技術者試験の勉強法！初心者や未経験でも一発合格できる！
基本情報技術者の勉強法
基本情報技術者試験に合格するには
どのような勉強をすれば良いんですか・・・？
午前問題と午後問題はそれぞれ別の対策をしよう。
「基本情報技術者試験とは？」で述べたように
基本情報技術者試験は午前問題と午後試験に分かれている試験です。
基本情報技術者試験は午前試験と午後試験で性質が違うので、
取るべき対策も違います。
この違いを踏まえて
午前問題、午後問題別に勉強法を解説していきましょう。
午前問題は参考書を辞書的に使う
午前問題は過去問からの使い回しが多い試験です。
そのため、徹底的に過去問演習を行いましょう。
過去問演習の過程で必要な知識を身につけることで、
効率的に合格ラインに到達できるでしょう。
最初から参考書を読み進めていくのではなく、
過去問演習でわからない知識が出てきたときに辞書的に参考書を使いましょう。
そのため、購入する参考書は辞書的に使いやすい参考書を選びましょう。
この参考書は解説がとても丁寧で、
IT知識のない初心者の方でも理解しやすいです。
また、周辺知識の解説が豊富 & 索引が付いているので、
辞書的な利用に向いています。
午後問題は問題集を使う
午後問題も過去問演習をメインに進めましょう。
ただし、午後問題は参考書ではなく、問題集を使用しましょう。
午後問題は知識があれば解けるという問題ではありません。
午後問題に正解するために必要なのは、
知識というより「問題の解き方」を理解することです。
基本情報技術者に確実に合格するために
「問題の解き方」を解説している問題集を使って過去問演習を行いましょう。
この問題集は基本情報特有の「問題の解き方」を
丁寧に、そして的確に解説してくれています。
プログラミングの知識もつける
「基本情報技術者の難易度とは？」で述べたように
基本情報技術者試験にはプログラミングの知識が必須となります。
プログラミング未経験の方はプログラミングの知識もつけましょう。
基本情報技術者試験の合格を目標にするなら、
技術書でプログラミングの知識を身につけましょう。
いまでは言語別に初心者の方向けの技術書も出ています。
これらの技術書は初心者向けに書かれている書籍です。
それでいて、
基本情報技術者試験に必要なアルゴリズムについての知識を
身につけることができるのでオススメです。
終わりに
いかがだったでしょうか。
「基本情報技術者試験の難易度」
「基本情報技術者試験に合格できる勉強法」
を解説しました。
これから基本情報技術者試験に挑戦しようと考えている方の参考になれば幸いです。
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