この記事では基本情報技術者試験の難易度などについて書いていきます。
基本情報技術者試験ってどんな試験…?
難易度は?難しいの…?
これらの疑問に全て答えていくぞ。
- 基本情報技術者試験とは
- 基本情報技術者試験の難易度
- 基本情報技術者を取得するメリット
基本情報技術者試験とは?
基本情報技術者試験試験ってどんな資格なんですか?
これから業界で活躍したいと考えている人向けの資格だ
基本情報技術者試験は情報処理技術者試験の一区分である国家資格です。
受験に条件はありません。誰でも受験することが出来ます。
情報処理技術者試験という枠組みにはさまざまな区分がありますが、
基本情報技術者試験はレベル2に該当します。
この位置付けから、
基本情報技術者試験はIT業界の入り口的な位置付けの資格となっています。
この資格を持っていれば、これからIT業界で活躍する助けになるでしょう。
また、学生でも社会人でもIT業界への就職に役立ちます。
ITの幅広い知識を身に付けたい、IT業界で働きたいと考えているなら
資格取得に挑戦することをおすすめします。
取得すればメリットの多い資格ですが、気になるのは難易度ですよね。
次に難易度について解説していきます。
基本情報技術者試験の難易度と合格率
基本情報技術者試験試験の難易度ってどれくらいですか?
だいたい4人に1人が合格する試験だ。
基本情報技術者試験は、合格率だけ見るとおよそ25%となっています。
令和元年度秋の統計情報を見てみましょう。
応募者数 | 受験者数 | 合格者 | 合格率 |
91,700 | 66,870 | 19,069 | 28.5% |
令和元年度は難易度が低かったようです
基本情報技術者試験の試験内容
基本情報技術者試験の試験内容がまったく分からないんですが…
一日かけて午前試験、午後試験を実施する試験だ。
基本情報技術者試験は午前試験と午後試験に分かれます。
それぞれ説明していきましょう。
午前試験(基本情報技術者試験)
午前の問題は4択問題になっています。
問題ジャンルは大きく3つに分類されます。
- テクノロジ系:
ハードウェアからプログラミング・アルゴリズムなど、IT技術に関する非常に幅広い知識が問われます。ここでは計算問題も出題されることがあります。 - マネジメント系:
プロジェクトマネジメント、サービスマネジメント、システム監査などの問題が出題されます。 - ストラテジ系:
企業活動や法務、システム戦略、企画などに関する問題が出題されます。
詳しい出題範囲については公式のシラバスを確認してください。
午後試験(基本情報技術者試験)
午後は記述式問題になっています。
全て解答するわけではなく、解答する問題を5つ選択する方式です。
ただし、以下の3分野は必須問題になっています。
- 情報セキュリティ
- データ構造とアルゴリズム
- プログラム言語問題
内容まで記載すると非常に長くなってしまうので、大きな項目だけ紹介しています。
詳細は公式の試験要綱を確認してください。
- コンピュータシステムに関すること
- 情報セキュリティに関すること
- データ構造及びアルゴリズムに関すること
- ソフトウェア設計に関すること
- ソフトウェア開発に関すること
- マネジメントに関すること
- ストラテジに関すること
IT業界の入り口的試験だけあって、大きく広い出題範囲となっていますね。
合格点について(基本情報技術者試験)
基本情報技術者試験に合格するには午前で6割以上、午後でも6割以上取る必要があります。
受験料について(基本情報技術者試験)
基本情報技術者試験の受験料は5,700円になっています。
払い戻し等は出来ないので、体調管理等には気を付けて試験まで過ごしましょう。
基本情報技術者試験の合格に必要な勉強時間
基本情報技術者試験に合格するにはどれくらい勉強したら良いんですか…?
人によって違うが、未経験なら80時間(1〜3ヶ月)が目安だ。
それなりに勉強が必要なんですね。
当然だ。たまにインパクト重視で「1週間で合格出来た方法!」などと書いている記事があるがあまりあてにしないほうが良い。
何より本当に1週間で取得出来るなら、その資格に価値はない。
基本情報技術者試験は価値のある国家資格です。
ちゃんと勉強のための期間を設けて臨みましょう。
少なくとも1ヶ月、出来るなら2ヶ月は欲しいです。
なお、基本情報技術者試験に合格する勉強法は「基本情報技術者試験の勉強法!初心者や未経験でも一発合格できる!」の記事で解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
基本情報技術者を取得するメリット
IT業界の入口的資格ということは分かりましたが
この資格を取るとどんな良いことがあるんですか?
将来的にIT業界で働くことを考えているなら様々なメリットがあるぞ。
知識の証明
基本情報技術者を取得できれば、ITに関する幅広い知識の証明が出来ます。
取得の過程で、知識をより深めることが出来るのもメリットでしょう。
基本情報技術者を取得していれば、就職・転職の際の大きなアピールポイントとなるでしょう。学生で取得できれば、企業の目に留まる可能性はぐんとあがります。
努力の証明
基本情報技術者試験に合格するにはある程度の学習(1~3ヶ月)が必要です。
そんな資格を保有していることはきちんと努力ができる人だという証明になります。
学生で取得できれば、就活でのアピールにもなるでしょう。
また、基本情報技術者試験は企業だけではなく、省庁、官公庁などの公務員系の職種でも高い評価を受けています。教員系でも通用する資格になっているので自分のキャリアを広げるというメリットもあります。
まとめ
いかがだったでしょうか。
基本情報技術者試験の難易度についての解説記事でした。
興味があれば、取得も検討してみて下さい。
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