Pythonで作ったAIでできる5つのこと

プログラミング
ゆうすけ
ゆうすけ

「PythonでAIを作る」ってよく聞くんですが、
そのAIで何ができるんですか・・・?

資格マフィア
資格マフィア

Pythonでは機械学習や分類、画像処理などができるぞ。

 

✔️ 本記事のテーマ

 Pythonで実装したAIでできること5選

 

✔️ 読者さんへの前置きメッセージ

本記事は「Pythonで実装したAIでできること」について書いています。

 

最近では「Python」「AI」というワードをよく耳にすることが多くなりました。

 

ただ、実際にPythonで作ったAIで「何ができるのか」については
曖昧なまま語られることが多いです。

 

そこでこの記事では実際にPythonとAIで何ができるのかについて解説していきます。

 

機械学習や画像処理といった事柄について解説記事とともに紹介しています。

 

Pythonで実装したAIでできること一覧

Pythonで実装したAIでできること一覧

まずはじめにPythonやAIでできることを一覧化すると以下の通りです。

  1. 機械学習
  2. 画像分類
  3. 顔や目の検出
  4. 画像処理
  5. Web上の情報収集(スクレイピング)

 

これだけのことがPythonとAIのスキルを持っていることで可能になります。

 

それぞれ具体的にどのようなことができるかについて、順番に解説していきましょう。

 

PythonやAIでできること:機械学習

PythonやAIでできること:機械学習

「AIでできること」としてまず挙げられるのが機械学習です。

 

機械学習とは様々なインプットデータから結果を予測することです。

 

例えば、株価予測や天気、競馬の勝敗など多くの要因が関係する事象において、
プログラムで学習を行い、その結果として最終的な予測値を算出します。

 

もちろん実際にAIを使って、株価や天気などを予測させるには多くのスキルと経験が必要になりますが、簡単な問題であればPythonで用意されているライブラリを使うことでさくっと解くことができます。

 

おそらくいま一番有名な機械学習ライブラリTensorFlowというライブラリです。

Pythonの機械学習ライブラリのTensorFlow

 

TensorFlowとは、Googleが開発し公開している、機械学習のためのライブラリです。

 

このライブラリの登場により、機械学習がグッと身近になったと言われています。

 

なお、TensorFlowのインストール方法や機械学習の始め方については
【python】TensorFlowのインストール方法と使い方
の記事で解説しています。

 

PythonやAIでできること:画像分類

PythonやAIでできること:画像分類

PythonでAIを実装することで画像分類なども可能になります。

 

画像分類とは、画像から特徴を見つけ出しグループ分けする方法です。

 

有名な画像分類だと、アヤメの花の画像を「花びらの長さ」や「がく弁の幅」などの特徴によってグループ分けを行う画像分類があります。

PythonやAIでできること(アヤメの画像分類)

 

このように、PythonでAIを実装することで画像を自動的にグルーピングすることができます。

 

なお、機械学習を用いて、アヤメの画像分類を行うサンプルコードは
機械学習で最も簡単な分類をしてみる【Python】
の記事でも解説しています。

 

PythonやAIでできること:顔や目の検出

Pythonで実装したAIによって、画像から目や顔と思われる箇所を検出することができます。

 

AIが画像から目や顔と判断できる箇所を自動的に検出してくれます。

PythonやAIできる目検出

目や顔の検出にはPythonのOpenCVライブラリを使います。

 

OpenCVライブラリとはインテルが開発したコンピュータビジョン向けライブラリです。
このライブラリを使うことで、手軽に強力な機能を使うことができます

 

なお、OpenCVを使って、目や顔を検出する方法は
画像から目を検出する【OpenCV】
OpenCVで顔を検出する【Python】
の記事で解説しています。

 

PythonやAIでできること:画像処理

PythonやAIでできること:画像処理

Pythonで実装したAIでは他にも様々な画像処理を行うことができます。

 

既に述べたようにPythonのOpenCVライブラリを扱うことができれば、
例えば、画像の白黒化線分検出輪郭検出など多くのことを可能にします。

 

なお、OpenCVライブラリでできること一覧は
【python】OpenCVの関数一覧と使い方
の記事で整理しています。

 

PythonやAIでできること:Web上の情報収集(スクレイピング)

PythonやAIでできること:Web上の情報収集(スクレイピング)

これはAIというよりPython寄りですが、Web上の情報収集を行うこともできます。

 

現在、インターネット上にはたくさんの情報が溢れています。

Pythonを使うことで、
それらの情報を自動で収集したり、特定のWebページの情報を定期的に監視することができます。

 

Web上の情報収集をPythonで行うことで

  • たくさんのサイトから情報を集めてくる
  • サイトが更新されているか毎日チェックする

などの面倒な作業を自動化することができます。

 

なお、具体的に Web 上の情報収集をする方法は
Pythonでスクレイピングをする【サンプルコードあり】
の記事で整理しています。

 

「PythonでAIを作る」を試してみたいなら読むべき本

「PythonでAIを作る」を試してみたいなら読むべき本

Pythonで作るAIでできることについて解説しました。

 

今回解説したようにPythonでAIを作ることでさまざまなことが可能になります。

 

自分でもPythonでAIを作ってみたいなら以下の書籍がオススメです。

 

この書籍はPythonでAIを作る過程を順を追って解説しています。

 

書籍に沿って、自分でプログラムを書いていくことで、
AIとは何か、機械学習プログラミングとは何か
ということが理解できるようになるように書かれています。

 

また、Pythonについて基礎から学ぶのであれば、オンラインスクールがオススメです。


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