ブログに画像を貼りたいんですが、
画像の容量が大きくて読み込みが遅いんです…
Pythonでプログラミングすれば、
画像の容量を小さくすることができるぞ。
✔️ 本記事のテーマ
Pythonで画像のサイズ(容量)を小さくする
✔️ 読者さんへの前置きメッセージ
本記事は「Pythonで画像のサイズを小さくする方法」について書いています。
ブログやメールに画像を使うことは当然のようにあるかと思います。
その際に、画像のサイズを気にしているでしょうか?
画像のサイズが大きすぎると、それにより弊害が起きることがあります。
例えば、ブログにサイズの大きな画像を貼りすぎると、
そのページの読み込みが遅くなってしまいます。
画像サイズは小さくできるなら小さいに越したことはありません。
そこでこの記事では、
Pythonを使って画像のサイズ(容量)を小さくする方法について解説します。
基本的には記事のサンプルコードをそのまま使えば、動くように書いています。
では、解説していきましょう。
Pythonで画像サイズ(容量)を小さくするコード
結論から述べると、以下のコードでPythonの画像サイズを軽くすることができます。
from PIL import Image
input_file = './target.png'
img = Image.open(input_file)
img_p = img.convert('P')
img_p.save(input_file)
ただ、注意点として、このプログラムはpng画像のみを対象にしています。
jpg画像のサイズを小さくしたい場合はまずjpgをpngに変換する必要があります。
参考:
サンプルコードについて順に解説していきましょう。
Pythonで画像サイズ(容量)を小さくするための前準備
サイズ変更にはPILというPythonライブラリを使用します。
PILはサードパーティ製のPythonライブラリなので pip install する必要があります。
以下のコマンドをターミナルで実行して、PILをインストールしましょう。
pip install PIL
from PIL import Image
from PIL import Image
インストールしたPILをimportすることで、
PythonからPILライブラリを使用することができるようになります。
ここでは PIL の Image class をimport しています。
画像サイズ(容量)を小さくする処理
img = Image.open(input_file)
img_p = img.convert('P')
img_p.save(input_file)
メイン処理では先ほど import した Image class を使用して画像サイズを変更します。
ちなみにメイン処理では、PNG画像を8bitカラーに変換して減色しています。
これにより、画質を保ったまま画像容量を大幅に削減することができます。
8bitカラーでは通常のPNG画像に比べて、使用可能な色数が少ないので表現力は落ちますが、
ある程度、単調な色彩の画像であれば、見た目を変えずに画像容量だけを削減することができます。
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Pythonで画像サイズを小さくする方法について解説しました。
もし画像処理プログラミングを身につければ、
画像変換以外にもたくさんの画像処理を行うことができるようになります。
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