Python で String 型を lowercase にする

Python で String 型を lowercase にするPython
ゆうすけ
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Python で String 型lowercase にしたいです。

資格マフィア
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lower() を使うことで簡単に小文字に変換することができる。
lower() 以外の文字列メソッドも併せて解説しよう。

 

✔️ 本記事のテーマ

 Python で String 型を lowercase にする方法

 

✔️ 読者さんへの前置きメッセージ

本記事は
「Python で文字列を小文字に変換する方法」
について書いています。

 

Python では String 型の lower() を使うことで、
大文字 -> 小文字 に変換を簡単に行うことができます。

 

この記事では lower() を用いたサンプルコードも用意しています。
また、upper() , capitalize() , title() などの他のメソッドも併せて解説しています。

 

この記事に掲載しているサンプルコードは環境さえ整っていれば、
コピペで動くはずなので使用して頂いてOKです。

 

では、解説していきましょう。

 

Python の String 型の lower() の使い方

Python の String 型の lower() の使い方

lower()String 型のメソッドとして使用します。

text = "Hello World"

after_text = text.lower()

print(after_text)
# hello world

 

上記コードでは
「Hello World」という文字を「hello world」
というように全て小文字にしています。

 

なお、lower() は元の変数を変更せず、結果を戻り値で返すメソッドです。

 

変換結果を使いたい場合は変数の格納しましょう。
サンプルコードでは after_text に格納しています。

 

Python の String 型の lower() を使うときの注意点

Python の String 型の lower() を使うときの注意点

Python の String 型は immutable (変更を受け付けないデータ型)です。

 

そのため、 lower() を使っても元の文字列を変更することはできません。

text = "ABCdefg"

text.lower()

print(text)
# abcdefg

上記コードのように、変数 textlower() を使っても変わりません。

 

変換結果を使いたい場合は、メソッドの戻り値を新たな変数に格納しましょう。

text = "ABCdefg"

after_text = text.lower()

print(after_text)
# abcdefg

このようにすることで小文字に変換した文字列を使うことができます。

 

また、元の変数の中身を変更したい場合は、
以下のように元の変数で戻り値を受けるようにしましょう。

text = "ABCdefg"

text = text.lower()

print(after_text)
# abcdefg

 

 

その他の Python の String 型のメソッド

その他の Python の String 型のメソッド

Python の String 型のメソッドとして、似たような機能を持つ以下のものがあります。

  • upper(): 全文字を大文字に変換
  • capitalize(): 先頭の一文字を大文字、それ以外を小文字に変換
  • title(): 単語の先頭の一文字を大文字、それ以外を小文字に変換
  • swapcase(): 大文字を小文字に、小文字を大文字に変換

 

それぞれのメソッドについて、サンプルコードを使って解説していきます。
(上の目次はページ内リンクになっています)

 

upper(): 全文字を大文字に変換

upper() は全ての文字を大文字に変換します。

text = "Hello world"

after_text = text.upper()

print(after_text)
# HELLO WORLD

 

上記コードでは
「Hello World」という文字を「HELLO WORLD」
というように全て大文字にしています。

 

こちらのメソッドも lower() と同じく、元の変数を変更せず、結果を戻り値で返すメソッドです。

 

capitalize(): 先頭の一文字を大文字、それ以外を小文字に変換

capitalize() も同じく、String 型の変数のメソッドとして使用します。

text = "abcDEFg"

after_text = text.capitalize()

print(after_text)
# Abcdefg

 

capitalize()先頭の一文字を大文字、それ以外を小文字に変換します。

 

サンプルコードでは
先頭の「a」だけを大文字に、それ以外の 「bcDEFg」は小文字に変換しています。

 

title(): 単語の先頭の一文字を大文字、それ以外を小文字に変換

title() も同じく、String 型の変数のメソッドとして使用します。

text = "i am pythonista"

after_text = text.title()

print(after_text)
# I Am Pythonista

 

title()「単語」の先頭の一文字を大文字、それ以外を小文字に変換します。

 

他のメソッドと違って、 title は単語区切りで判定されるので注意しましょう。

 

swapcase(): 大文字を小文字に、小文字を大文字に変換

swapcase() も同じく、String 型の変数のメソッドとして使用します。

text = "abcDEFg"

after_text = text.swapcase()

print(after_text)
# ABCdefG

 

swapcase()大文字と小文字を逆に変換します。

 

サンプルコードでは after_text という変数に変換結果を格納しています。

 

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Pythonの String 型を lowercase にする方法について解説しました。

 

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