AWSって実際、便利なんですか・・・?
AWSは便利な機能が多い。積極的に使いたいサービスだ。
✔️ 本記事のテーマ
AWSの便利な機能と使うメリット
✔️ 読者さんへの前置きメッセージ
本記事は「AWSの機能やメリット」について書いています。
この記事を読むことで「AWSの便利な機能と、AWSを使うことで得ることの出来るメリット」をイメージできるようになります。
AWS(アマゾンウェブサービス)とは、Amazonが提供している100以上のクラウドコンピューティングサービスの総称です。
AWSを使うことで、インターネットを介してサーバー・ストレージ・データベース・ソフトウェアといったコンピューターを使った様々なサービスを利用することができます。
ただし、AWSは全部で100種類以上ものサービスがあるので、どれを使うべきか最初は分からないでしょう。
そこでこの記事では、AWSで出来ることや、メリットについて解説します。
それでは、見ていきましょう。
AWS(アマゾンウェブサービス)とは?
AWS(アマゾンウェブサービス)とは、Amazonが提供している100以上のクラウドコンピューティングサービスの総称です。
クラウドコンピューティングサービスなので、インターネットを経由して手軽に様々なサービスを使うことができます。
例えば、通常、サーバーを構築するときは、「サーバー機器を購入する」「サーバー機器が到着を待つ」「スペースを確保する」などの物理的な作業が発生します。
AWSであれば、クラウド上のサーバーなので、上記のような面倒な作業なく、利用することができます。
AWSその手軽さや便利さから、近年、注目度が上がってきています。
セキュリティレベルも高いことから、様々な企業でも採用され始めています。
また、全世界的にAWSについての大規模なカンファレンスなども開催されているので、世界的な需要も高いサービスです。
この記事では、そんなAWSを使うメリットについて解説していきます。
なお、同じクラウドサービスのHerokuについては
「Herokuを無料でフル活用する方法」の記事で解説しています。
現役SEが解説するAWSを使うメリット
AWSは、非常に便利なサービスです。
IT知識を使って、システム開発をするSEにとっても、嬉しいメリットがたくさんあります。
具体的なメリットは以下の通りです。
- 豊富なサービスが揃っている
- 使う分だけ契約できる
- サービスの拡張が容易に出来る
- 高いセキュリティ基準を保てる
- ドキュメントが豊富にある
順番に解説していきましょう。
豊富なサービスが揃っている
AWSには、100種類以上ものサービスが用意されています。
ざっと、これくらいのサービスを使うことができます。
これらの豊富なサービスによって、やりたいことを実現できるでしょう。
Amazon EC2でサーバーを立てて、Amazon DynamoDBでデータベースを構築して・・・
などのように豊富なサービスを組み合わせることで、たいていのことを実現できるでしょう。
AWSを使うことで、手軽に、幅広く開発を進めることができるでしょう。
使う分だけ契約できる
AWSでは使う分だけ契約することができます。
通常、サーバーを契約するときは、
ある程度の単位で契約しないといけないでしょう。
AWSは、クラウドコンピューティングサービスなので、
自分が使う分だけの少ない単位で契約することができます。
個人開発などの小さなサービスでは、この特徴は嬉しいですね。
サービスの拡張が容易に出来る
AWSなら、サーバーやネットワークの拡張も簡単です。
ブラウザから操作するだけで変更が可能です。
そのため、サービスのリリース当初は小さく最小限の構成にしておいて、アクセスやネットワーク負荷が高くなってきたら、サーバーなどを増やせばOKです。
AWSを使うことで、その時必要な分だけのインフラを構築することができるので、コストを最適化することができます。
高いセキュリティ基準を保てる
AWSを使うことでセキュリティを高いサービスを設計することができます。
AWSにはセキュリティに関するサービスが多く用意されています。
セキュリティに関するサービスだけでこれだけの種類があります。
また、AWSにはIAMという概念があり、これによりセキュリティを担保することができます。
そのセキュティの高さからAWSは多くの企業で採用されています。
ドキュメントが豊富にある
AWSはサービスに関するドキュメントが豊富です。
インターネット上でAWS公式ドキュメントを見ることができます。
この公式ドキュメントは非常に詳しく書かれているので使い方が分かるでしょう。
多くのドキュメントは日本語版も用意されています。
また、公式のドキュメント以外にも、AWSはユーザー数が多いので一般ユーザーによる記事がインターネット上に溢れています。
AWSを使っていて、エラーに直面しても解決策が見つかる可能性が高いです。
SEが解説するAWSの代表的な機能
AWSには、数多くのサービスが用意されています。
その中でもよく使われるサービスがあります。
次から、そのよく使う代表的なサービスについて紹介していきましょう。
Amazon EC2
Amazon EC2(Amazon Elastic Compute Cloud) は、安全でサイズ変更可能なコンピューティング性能をクラウド内で提供するウェブサービスです。
簡潔にいうと、サーバーの役割を担うものですね。
ウェブスケールのクラウドコンピューティングを開発者が簡単に利用できるよう設計されています。
Amazon EC2では「一時的に負荷がかかる時には増強をし、通常時は元に戻す」みたいなことができます。
料金も従量課金制で、柔軟性が高く、クラウドの特長を存分に生かすことができるサービスと言えるでしょう。
Amazon S3
Amazon S3は、クラウド型のオブジェクトストレージサービスです。
ざっくりと言うと、容量が無制限なストレージのようなものです。
Amazon S3を使うことで、データの大きさに関わらず、格納可能となるのでサービスの可用性を向上させることができます。
特に、他のAWSのサービスとして組み合わせて使う時に、その効果を発揮します。
Amazon RDS
Amazon RDSは、AWSのリレーショナル型のデータベースです。
Amazon RDSを使うことで、複数のデータを管理し、特定の条件に基づいて目的のデータを検索したり、編集を行うことができます。
また、Amazon RDSでは、データベースのインストールやバックアップなどのセットアップをしなくても、データベースが利用できる環境が提供されています。
そのため、契約後すぐにAWS上でデータベースを使用することができます。
スピード感のある開発に欠かせないサービスですね。
AWS Lambda
AWS Lambdaはサーバレスな処理実行サービスです。
サーバレスとは、サーバーを用意することなく、
コードベースでの処理だけ定義しておくことです。
これにより、インフラの管理などを全く意識することなく、コードを動かすことができます。
AWS Lambda の使用料金は、実際に使用した時間に対してのみ発生し、コードが実行されていないときには料金も発生しません。
これにより、コストや手間を極限にまで抑えて、処理を実現することができます。
AWS SES
AWS SES(Amazon Simple Email Service)は、
Amazonが提供するフルマネージド型のEmail送信サービスです。
AWS SESを使うことで、サービスからEメールを配信することができます。
初期費用が不要で、低価格で使用することができます。
コストを抑えるだけでなく、スパム対策として送信者認証などもしっかりしています。
AWS(アマゾンウェブサービス)についてもっと学ぶなら
AWSは、システム開発の現場から個人開発まで、幅広い場面で利用されています。
また、その豊富な機能と低いコストから、注目度も高まっています。
ただ、その豊富さからAWSについて学ぶにも、全体像を掴むのは少しハードルが高いです。
AWSについて学ぶぼうという気持ちがあるのあれば、書籍で学ぶのが良いでしょう。
以下の書籍はAWSについての全体像から実運用する方法論まで幅広く解説されています。
今回の記事で、AWSを使ってみたい、勉強してみたいと思った方はぜひ読んでみてください!
また、プログラミングをちゃんと学ぼうと思っているなら、
基礎からしっかり学ぶのが結局、近道だったりします。
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